23歳で起業 現在はアジアでNONAKA GROUPを統括

Name: 野中 遼

Age: 30

Company: NONAKA PRECISION CO.,LTD.

Post: Managing Director

College: 

Language: 日本語、英語、タイ語

23歳で起業 現在はアジアでNONAKA GROUPを統括

1984年生まれ 東京都出身。
大学を中退し金型洗浄機の会社に従事。
金型の需要が拡大している事を受け、23歳の時にNONAKA PRECISION CO.,LTD.を設立する。
日系大手企業50社近くと取引をしており、タイ国内に3拠点、中国に工場、香港にも現地法人を有する。
2015年はベトナムに進出することが決まっており、CEOとしてNONAKA GROUPを統括している。

–御社の事業内容や御社の強みを教えてください。

自動車や精密機器などのパーツを作るための金型部品を製造、販売を行っています。商品のクオリティと短期間での納品が可能ということが強みです。
タイでは重要な工業団地のエリアであるバンコク、ラヨーン、プラチンブリーに営業所があり、各支店に日本人が駐在しています。中国には工場、香港には税金関係の会社を置いています。今年はベトナムに進出するのでこれからアジア全域に向けての拡大をさらに進めていきます。

 

–学生時代はどんな学生だったのですか?

一言で言うと、やんちゃな学生でした。笑
素行がよくなかったですね。16歳ぐらいからバイクに夢中になって、将来はレーサーになりたいと本気で思っていました。笑
でも、19歳の時に免許取り消しになり2年間もバイクに乗ることができなくなってしまい、それから何もすることがなくなってしまったんです。そんなとき、父親の友人がタイで金型の洗浄機を扱う会社を経営していると聞いて、おもしろそうだなとタイにとりあえず行ってみようと思い動きました。「何かしてみたいな、こういうことやってみたいな」そう思ったらやらないと気がすまないタイプでしたね。

 

–タイに来てからの話も聞かせてください。

日本で大学を休学して、とりあえずタイに来ました。平日は仕事を手伝わせてもらいながら、土日はアルバイトをしていました。デザインしたジーパンを安く作ってもらいそれを日本に売るということをしたり、配送もやるDVD屋をやったりしていました。そしたらある程度お金が溜まったのでバンコク大学に編入したんです。結局その大学もつまらなくて1年で辞めてしまったんですけどね。その期間もずっと父親の友人の会社で働かせてもらっていたので、金型の知識はかなりつきました。そのうちに「金型は需要があるが供給がない」ということに気づき、自分でこのサービスをやろうと思い23歳のときに会社を設立しました。

 

–設立当初のお話を聞かせてください。

3人のタイ人とエアコンがない平屋からスタートしました。
会社の登記や毎月の社員の給与など個人事業主の時とは違い会社は全然違うなと肌で感じましたね。一番困ったのが、運転資金です。
1回のオーダーが10万バーツぐらいで、製作に1ヶ月ぐらいかかります。すぐに納品して月で締めたとしても早くて会社にお金が入ってくるのは3ヵ月後です。極貧生活でしたね。1ヵ月の自分の給与が6,000Baht(約20,000円)ぐらいです。1日に一食しか食べれないという生活が1年ぐらい続きました。
もちろんコネなどなかったので、とりあえず行動するしかなかったです。
たまたま最初のお客様が大手日系企業で発注個数も多かったこともあり、ここを耐え忍べばお金が入ってくるということはわかっていたので、それだけが希望でしたね。

 

–経営者として今年で8年目を向かえると思うのですが、最初のころから何か変化はありますか?

会社を立ち上げたころと比べると大分気持ちの変化がありました。社長っていうだけで周りからもそういった目で見られますし、最初は「会社を大きくしたい、支店を増やしたい」などそういった気持ちがありました。
けど長く事業を続けてきたおかげで、一人では何もできないなってことに気づきました。
周りから色々と言われるんですが、本当に自分は運が良かっただけ。
なので、会社の規模を大きくするよりも、今はここで働いている社員が喜んでくれることにやりがいを感じています。社員が楽しんで仕事ができる環境を作りたいので、毎年の売り上げ目標を達成したら社員全員で海外旅行に行くなどしています。去年は韓国に今年は香港、マカオへ行きました。

 

–経営者として大切にしていることは何ですか?

自分の中で「自分ルール」というものがあります。
それは
・えらそうにしない
・常に謙虚な心を持つ
・周りの人たちを大切にする

これを大切にしていますね。

 

–御社の人材の採用について、採用基準などがあれば教えてください。

基本的に日本人の採用のときしか面接しないのですが、学歴というよりも、最後までやりぬける人を採用したいです。

 

–若い世代の人に対してアドバイスをお願いします。

変な知識をつけるよりも、泥臭く動いている人のほうが個人的には応援したくなりますね。
まずは一生懸命に目の前の仕事を頑張ることで、ようやく違う世界が見えてくると思うので、粘り強く頑張ってください。

 

–今後のビジョンを教えてください。

個人的に、タイで頑張っている若い人に出資をしていきたいと思っています。
自分も最初はかなり苦労したので、、、頑張っている人を応援したいですね。
また、ベトナムに進出することが決まっているの、今期はベトナムを1年で年商1億円ぐらいまでもっていきたいですね。

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